四角い部屋のblog

未熟なパラレルワーカーが病気になって、休んだり悩んだり試行する

造影剤注射してMRIを撮ってきました

この前造影剤を注射してMRIを撮ったのですが、

(検査結果はおいておいて)

なかなかネットに体験談がなかったので、このエントリーを書こうと思いました。

造影剤の注射、なかなか緊張しました。

ーーー

事の経緯

2月から1か月おきくらいに高熱週間をくりかえす。
途中で歩けなくなったりもする。

色々調べてるんだけど決定打は得られない。なう。

 

一応過去記事があるので、もしも気になった方はこちらなどを。
夜中とか明け方に書いているのでテンションが不安定なのはお見逃しください。

mizuumix.hatenablog.com

 

7月にはいって、熱やリンパ節の腫れを繰り返すことがもうなくなって、

この先は経過観察かな、となったところで血液検査の結果に不可解な点が一つ。

ホルモン値なので、内分泌科へ

内科→皮膚科(紅斑)→アレルギー科→内分泌科←いまここ

 

造影剤ってどのくらいの人がイメージつくのだろう。

あのバリウムも造影剤の一種ですよね。

すごく不快だとよく聞くけれど、

私はまだバリウムも飲んだことありません。

 

MRIは、きっと一般的な人よりもだいぶ早く小学生の頃デビューしており、
最近は去年の1月にも別の病院で撮っています。

閉所も音も大丈夫でMRIについてはあまり恐怖心がありません。

 

先生「腹部のCTと、脳のMRIとりましょう。よろしいですか?」

私「はい」

先生「MRIとったことありますか?」

私「あります」

先生「造影剤はきっとはじめてですよね?」

私「あ、そうですね。」

先生「ご説明しますので、ご納得いただいたら、同意書にサインしてください」

 

…サイン!ちょっと怖い様子。。。

ご説明としては、

静脈から造影剤を注射して、細部まで撮れるようにしたいです。

副作用がでる場合があります。非常に少ないですが死亡者例があります。

治療がいらない頭痛や発疹など軽度のものが5パーセント以下、100人に5人いないくらい。

腎不全や血圧低下など迅速に治療が必要なものが9000人に1人くらい。

重篤な副作用となる場合があることをご承知ください。

1日~2日後にでる副作用もありますので、異変を感じたら当院に電話でお知らせください。

また、副作用があった場合は当院で治療させて頂くことにご同意お願いします。

みたいなことでした。

全体的にふわっと書きましたが、A4用紙にみっちりと細かくご説明がありました。

そして、サインしました。

 

その時、「まぁ、必要な検査はしてもらった方がいいからなぁ」

という感じでサインしたのですが、

帰りのバスの中で

「そもそも…造影剤ってどんなん?」という疑問

今更。さっき先生に聞けよ。汗

 

そして、ぐぐる。すぐぐぐる

が、あんまり体験談みたいなのがでてこない。
副作用の注意や成分に関するアカデミックな記述が多い。

 

(まれに)蕁麻疹みたいになるとか、注射すると体が熱くなるとか書いてある…

え、なんかこわい!

 

帰宅してから本番まで、ふとした時に不安になってどぎまぎ

怖いよう…うう…

 

お家で一人でいると、やっぱり不安感ってどうしてもでるのですね。

後はたぶん、東洋医学でいう腎が弱っていると不安感を感じやすいらしい。

 

不安を感じる要因としてもう一つは、

元からごくたまにですが、映画などの暴力シーンなどを見ると動悸がすることがあって、

スプラッタ系も少し苦手でした。

物語としてみれないというか、我が身のことのようにイメージすることができてしまう瞬間があるんですよね。

手なら手の血管一つ一つがそわそわする感覚があるのです。

想像力が逞しすぎるのでしょうか。。。汗

 

これまでも色々と検査で血を採ってもらってきましたが、

そういう時に気持ち悪くなるなどはなく、大丈夫なんだなと思ってきました。

 

が、一度、とある女性の手術のお話をそばで聞いていたら、

その後に倒れてしまう事件がありました。

たぶん、そのときお腹もすいていたし、生理前で貧血だったし

その手術のお話だけが原因ではないのだと思うのですが

”倒れてしまった”ことが軽くトラウマになっております。

 

そんなことがあってから、

採血を見ることはできなくなって(前は視界にはいっても大丈夫だった)

針が刺さる痛みにも恐怖から敏感に感じるようになっていました。

 

怖いという気持ちと一緒に

また迷惑をかけたら嫌だな、という気持ちもありました。

 

MRIの中でパニックになったらどうしよう、

もう採血できないくらいショックを受けちゃったらどうしよう、

気持ち悪くて吐いたりするのかな?

それでまたもっと調べないといけない他の病気みつかったら嫌だな、、、

 

そんな感じで不安な気持ちを募らせるのでした。

ーーーー

検査前日

 

前日も、採血があったので病院に行きました。

この日は懸念されてるホルモン値をみるために朝いちばんで安静採血。

朝起きられないから朝の採血が大事なのですが、
体調悪い中寝起きで病院ってなかなか厳しいです。

 

8時すぎに病院について、受付して、

10時くらいに終わりました。

前の日の20時から食べてないし、ちょっと寝不足だしでふらふらです。

 

検査当日

予約時間は15時~

食事は4時間前までと言われていたので、

朝ごはんと昼ごはんの間のご飯を食べて病院に行きました。

 

私の場合は、MRIのあとに腹部CTがあるから食事制限が事前に言われてましたが、

通常、脳の検査だと食事制限はないらしいです。

 

受付のあとは問診表を書きます。

主に、体にペースメーカーやプレートなど金属を入れていないことや

妊娠可能性、閉所恐怖症、アレルギー、体重の確認でした。

 

検査着に着替えます。

この日病院に着て行った服装は、

  • ノースリーブトップス(綿ポリ?)
  • キャミソール(綿)
  • デニムのワイドパンツ(綿)
  • ブラ(アクリル)・ショーツ(綿)
  • 半袖の薄手ガウン
  • 靴下
  • ローファー
  • サングラス、髪留め、ネックレス

検査の時は、

  • キャミソール
  • ショーツ
  • 検査着
  • 靴下
  • ローファー

MRIにはいるときは、

金具がついているものはNG

ヒートテックもNG

安心のために私はいつもこういった検査のときは、

基本的には化繊のものを身に着けないようにしています。

 

いつもカップ付きインナーを愛用してますが、

ヒートテックだっけ?エアリズムだっけ?

と曖昧な感じなので、安心第一と思って天然繊維のインナーを重ね着して通院しました。

 

たぶん、靴下はなんでも大丈夫で、

ダメなら脱いでと言われるだけだと思いますが、

靴は、自分で検査台にあがったり、着替えたりするので

履き口があいていて脱ぎ履きしやすく、

ヒールがない、歩きやすい靴がいいと思います。

スリッパに履き替える病院も過去にありました。

* 

検査着を渡されて、私の服装と問診票を確認しながら

「これまでアレルギーは?」「最後の食事何時ですか?」

「アクセサリー、髪留めはずしてください」

「インナーもヒートテックなどは脱いでください」

「下着はブラジャーはずして、ショーツはそのまま、靴下と靴はそのまま履いていて大丈夫です。」

など質問、指示されます。

 

着替え終わった姿をみてもう一度、

髪留めやアクセサリーの外し忘れがないかチェックされます。

 

いよいよMRI…!

 

 

まずはMRIの台に仰向けに、くぼみに頭をあてて寝ます。

このまま固定されていくので、なるべく頭を楽なポジションにしておきましょう。

技師さん「いつも注射右ですか?左ですか?」

私「右です」

技師さん「...ちょっと前の跡ありますね。先に右でみて、左でも大丈夫ですか?」

私「どちらでも大丈夫です」

技師さん「では右からみるようにして、あれだったら左にかえるかもしれません。」

(アレな状態ってなんだろうか) 


検査技師さんがヘッドホンを付けてくれます。

音が流れている病院と、流れていない病院があります。

ヘッドホンをされない病院もありそうです。

MRIの中に入ると、ガンガンドンドンギンギンすごい音なので、

音やそれに対する恐怖心の軽減のためと思います。

 

頭の部分を固定するために上から格子状の何か(←)がおろされます。

そして顔の輪郭に合わせて空間をうめるためにスポンジが差し込まれます。

技師さん「頭はもうこのまま動かさないでください」と指示されます。

(ドキドキ…注射いつだろうか…)

技師さん「何かあったらこのブザーを強くにぎってください」

技師さん「今、ご気分大丈夫ですか。20分くらいはこのままですが。」

私「はい。大丈夫です。」

技師さん「では動かします。はじめに造影剤いれないで撮ります。」

(おお、造影剤あとからなのね...)

 

ウィーンギーギーギードンドンドンガガガガガ・・・・・

(相変わらずうっさいなMRI)

15分くらいして、一旦とまって、元の位置にもどる。 

 

技師さんA「はい、お疲れ様です。頭は動かさずに、腕は動いて大丈夫です。今から造影剤いれていきますので…」

お医者さん?「よろしくお願いします。では腕をまくりますね。」

技師さんB「失礼します。…」(もう一人入室)

(技師さんたちとお医者さんが小声で色々相談している。私の手を返したり戻したりされる)

 

お医者さん?「いつも@$’ですか?◇:*ですか?*¥★はやったことあるんですけど…」

技師さんA「どちらでもいいですよ。最初&#”+で、5分くらいですかね…」

お医者さん?「わかりました。」

(良く分からないカタカナとアルファベットで何かご相談されてました)

 

お医者さん?「手の甲だと痛いと思うので、肘からにしましょう。」

(ぜひ痛くないやり方にしてほしい)

 

この時全部で3人のスタッフさんが私に関わってくれました。

注射したのは技師や看護師ではなくって、研修医さんだったかもなと思います。若かった。技師さんが先生って呼んでいたような気もする。

そして余談ですが全員若くてイケメンだった。これも病院のリラックスのための作戦かもしれない。男性患者の場合は美人技師が担当するのかもしれない。

 

お医者さん「では注射していきます。しびれるとか熱いとかあったら言ってください」

私「はい」

お医者さん「はい、ちくっとしまーす」

つーーーーーーーーーー

痛みはいつもの注射のとおり一瞬だけど

なんか刺してる肘の内側から脇にかけて冷たい

冷たいものが つーーーーーーーーーって流れてく感じがする

なにこれ怖い。うう、なんか喉乾くなぁ。。

はやく終わんないかな。。。

 

お医者さん?「そのまま動かないでくださいね。…」

技師さんB「はい。」(別室からマイクで)

ウィーーーーーン

(え?・・・)

 

針刺したままMRIの中またはいります。

針刺したままMRIの中またはいります。

針刺したままなん…?

MRIの中でもなお冷たい感覚消えず。

 

先生はMRIの横に立って管をささえて見守っていてくれます。

 

技師さんB「ではまずダイナミックで。いちにのさん」

(ダイナミックってなに?)

 

そのまま撮影は5分くらい続き、

ウィーーーーーーンと台がはじめの位置に戻りました。

 

お医者さん?「はい。では針抜いていきます。」

(この抜くときが痛い。刺す時より抜くときが痛い。私だけ?)

技師さんA「佐藤さん、お疲れ様でした。ご気分とか大丈夫ですか。」

私「はい、大丈夫です」

お医者さん?「止血するためにテープで固定します。30分くらいで外してください。」

私「はい」 

お医者さん?「ちょっと内出血するかもしれませんが、通常の反応ですので痛みやしびれがなければあまり不安に思わないでください。心配な場合はお電話ください。」

私「…」(ちょっと痛い...力はいるかなぁ…)

お医者さん?「最近注射多かったんですね。お疲れ様でした。」

 

(どうして医療従事者のみんさんはこんなに優しいのでしょう涙)

 

技師さんA「では起きましょう。左側からです」

技師さんB「お疲れ様でした。そのままCT案内するのでこちらに…」

みたいな感じでした。

起き上がった瞬間体が重たくて、

歩くのがゆっくりでした。

 

この日、そのあとCTを撮って、

着替えて、お会計でした。

 

CTでは撮影前後で同じことを先生×2人に何度も聞かれました。

「いや、でも大丈夫なんです。気にしないでいいですからね!」

と笑顔で見送られましたが、怖いやん!という気持ちです。

 

そのあと

”造影剤は24時間以内に尿と一緒に排泄される”そうで、

終了後はたくさんお水を飲んでくださいと言われていました。

昔から、ペットボトル1本一日で飲み切れない私が、

この日終了後に病院の売店で買ったお水を1時間で飲み切りました。

 

体がおもくて、眠くて、のどが渇いて

「なんか変なもんはいったよー」って体が言ってる気がしました(笑)

でも、お水800mlくらい飲んでおトイレ何度か行くと、

割といつもの感じに戻っていきました。

 

とくに副作用のようなものはなく、
内出血は翌日にうっすらと、傷跡の赤みが2日間くらい残った程度でした。

 

不可思議なことが一つあったのは、

着替えの時に気づいたのですが、

止血のためにとめてもらっていたコットンとテープが、
濡れてぴちょぴちょではがれてきてて

それが私の汗なのか、消毒液か何かなのか、

よく分かりませんでした。

色は透明?でにおいも特になくって、なんだろう?

 

注射の反応でそこだけすごい汗かいたのかな。

からだってすごいな。

 

まとめ

  • 食事が何時までOKか事前に確認しよう
  • 不安があれば先に先生に検査についてちゃんと聞こう
  • MRIのときはコットンのインナーを着よう
  • 造影剤は撮影の途中から注射される、らしい
  • 注射は抜くときも痛い
  • 注入中いやな感じはある
  • 終わったらお水がぶがぶ飲んで寝てしまおう
  • 某渋谷区の総合病院の検査技師さんはイケメンが多い

 

あと、これは造影剤検査に限らず、

ある時から、私は採血も注射も怖いと思うようになってしまって、

そういう日は飴玉かグミを持ち歩くようになりました。

 

色々で年に4回は通常でも採血あるし、

体がこうなってからは月1~2で採血するようになって、

不思議なもので慣れるかと思ったら恐怖心の方が毎回増えてる気がします。

 

採血や注射のあとにすごく気分が落ち込んで、

なかなか帰りのバスに乗れなくなったり、

滅多にしないのにお母さんに電話したり

ストレスで無駄買いしたりってのがあります。

食事制限ありの採血もあるから、単に栄養不足ってこともあるかもですが。

 

ちょっと無理だ…

ってときに、飴玉一つなめると落ち着きます。

唾液もでて、体が普通の生体活動を取り戻していく感じ。

 

病院嫌だな、注射怖いなって
誰にいうでもないレベルで不安感がある人がいたら

飴玉お守りにして通院すると良いかもしれません。

 

長くなってしまったのですが、最後まで読んでくださった方がいらっしゃったら、

どうもありがとうございました。

こんなですが、日常生活はもう普通にできてます。

 

pHバランスがとれない状態なので、

なるべく汗をかかないで、と先生に言われますが、無理です。w