経過観察
すっかり動けるようになったら、
私という人間は現金なもので
いそいそとまた働き始めたのです。
もう少し、ゆっくり歩き出せばいいものを、
やっぱりじっとしていられない性分なのか
新しい職場に通ったり
新しいコミュニティに入ってお店ごっこをしています。
継続してるものもありつつ。
色々な人に毎日笑顔をもらい、
あー!私ってこういう失敗するんだよな、やっぱり…とかやってます。
先生方や母親には心配されています。
けれど、仕方ないや、はじめちゃったんだもの。
それでこの1ヶ月は忙しく過ごして
久しぶりに、目覚まし時計をかける日々を過ごしていました。
目覚まし時計もかけず
寝たくなったら寝て、起きる気になったら起きて、
食べたいと思うものだけ食べて、気まぐれに花を飾って、
その日、その1週間に必要なものを考えてお買い物をして
ぼんやり景色を眺めるだけの毎日が
振り返れば、私のもう1つの幸せだったことは確かでした。
もう熱も下がってからは、本当に、生きてる心地がした。
思えば、、、きっと学生の頃から、
心のどこかであんな生活を望んでいた。
一生懸命働いてたと思う、ずっと。
お金がたんまりあったら何したい?って質問よくあるけど
真っ先に浮かぶのはいつも、庭のある家でニワトリ飼って、のんびり暮らすこと…。
実は、そんなつまらない平凡なこと。
児童労働を無くすとか、対局的な社会を変えるとか、頑張ってきたつもりだし今も大事だし、全然諦めてなんかないけど
戦い方はいつも不安で焦っていた。
こんな小さな私に戦えるのか?って。
そんな気持ちでやってても不健全だな…って思ってから、少し距離をとるようにしてしまってた。
あの時からたぶん、ちょっとやばかったんだと思う。
恐怖からの決断は、いい流れをうまないよってのは、本当にそうだよね。。。
それを思い出せたことも、休んでみて良かったなと思います。
ターシャ・テューダーが憧れだったんだ、私はずっと。
日々の、楽しさと忙しなさと、
そしてもう何も残すものはないという冬のような孤高の強さを持って生きたいと思っていた。
楽しい時間は、自分の手で創り出すもの。
他人の事情でわたしの時間が浪費されるなんて…と、思っていた。
それでも社会の中では、
それは単にわがままなのではないか…
時には苦しい想いもしてやっと分かることがあるんじゃないか…
誰かが負うことには変わりないのだから…
そうやって、ちょっとずつ自分を騙していたような気もする。
騙していたのかなぁ、とも思うけど
やっぱり余裕ができてすぐ動き始めるところを見れば、
人の世話を焼くのは私の性分なんだと感じて。
どちらの幸せも、楽しさも
上手く結びつけられるように、これからは…
と思いながら。
*
それで、病気のほうは、
引き続きやっぱり経過観察が必要ということになりました。
自分の感覚としては、たぶん倒れる前と同じくらいになってるから
「健康になった!」と言っていてもおかしくなかったと思う、過去の私なら。
けど、色々やってちゃんと改心もして、
元の状態が決して「健康」ということでもなかったと認めた今となっては
なんとも言い難い状態です。(笑)
いわゆる、西洋医学で為す術無しで、東洋医学や民間療法とかの方が効果でるフェーズにきたな、という感じなのだろうか。
熱も炎症も引いたあとも、
変わらず体が重たかったのが8・9月頃。
1日10時間寝たり、逆に全然寝れなかったり。
はじめて明け方に低血糖症なって覚醒したとき
「おお…これが私の生存本能…」と感心してみたり(笑)
この時期はまめにヒーリングサロン通ったり、
ミネラルや核酸のんだり、足湯したり、アロママッサージしたり、あれこれ家でやってました。
偶然色んな話が降ってきてワタワタ動き出したのが11月くらい。
忙しくなるとケアも手を抜くというか、気力持たないからできなくなるし、
無理は全然きかない。
やっぱりまだあの頃みたいには動けないし、肩も足もすぐ痛くなるや…って感じながらでした。
(それを踏まえて予定の入れ具合はだいぶ抑えているのですが…)
毎月の血液検査では、
数値が戻ったり下がったり。
12月の検査で、やっぱり戻りきらず基準外。
ホルモンは出そうと思って出すようなものでも無いので、あてにするのは結果だけ。
熱もなく何不自由ないと言っても、
じゃあこれで治りましたね!とはならないですね、やっぱり。(笑)
今後の方針としては、
私なりの無理のない生活を春まで引き続き。
(もう半年以上なので安静にとは流石に言われなくなった。)
3月に血液検査をもう1回。
体の具合をみつつMRIももう1回。
(造影剤の注射やだなぁ。。。)
総合判断で夏前までに検査入院を検討。
あっという間に1年経つなぁ。
ホルモン値は自分でコントロールできる範疇じゃないし、
まして元々体質として低めだった、ということも考えられるし…
徹底的に調べるなら1週間以上入院して、食事も管理された中で、毎日血液検査してみて、全体のバランスを把握してみないとなぁ…ということらしい。
甲状腺疾患も持っているし、膠原病手前くらいの症状出ちゃったし、低血糖症も前からなるし、下垂体に小さい出来物見つかっちゃったし
そりゃ本人がどう言おうと、
医師としてはまだ野放しにはまだできないですよね。(笑)
体重だけは順調に元に戻りました。
これからも沢山食べたいと思います。
終わります。